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【選挙カーの公費負担について】行政はどのくらいの金額を出してくれるの?

選挙カーを選挙で利用する際、
それぞれの方法によって公費負担の恩恵が受けられます。

選挙はカネがかかる、と昔から言われていますが、
選挙カーという大きな選挙ツールを公費で一部費用を賄ってくれるのは候補者としては嬉しいですね。

選挙はどんな人も公平に立候補できるのが理想です。

お金の有無で優秀な人間の立候補の道が絶たれないようにするためにも、
選挙カーの公費負担制度はもっと一般に知れ渡ってもいいかと思いますね。

では、
実際に選挙カーに対する公費負担の金額はどのくらいなのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

※政令指定都市以外の一般市の地方選挙の場合です。

選挙カーを業社などからレンタルする場合(最も多い)

まずは、
選挙カーを選挙カーレンタル会社からレンタルする場合の公費負担額です。

この場合、
総額で最大110,600円が公費負担となります。

1日あたり15,800円で、
7日間選挙カーを利用した場合、×7となって110,600円となります。

そこそこ大きな金額なので、
節約しながら選挙を戦っていこうと考えている候補者は是非利用したいところですね。

・・・しかし、
業社に選挙カーをレンタルする場合、この公費は全て業社に持っていかれる場合がほとんどです。

例を挙げましょう。

A社から選挙カーをレンタルするとします。

見積もりに30万円とあるとしましょう。

「300,000円から公費負担分の110,600円を引いたら実質の負担額は189,400円かぁ。1日あたり約27,000円ならなんとかなるかな♫」

と考えたいですよね?

でも、
ほとんどの業社はなぜか見積もり書に小さく、または堂々とこうして記載してあります。

「行政からの公費は別途請求させていただきます」

「・・・は?」

ってなりますよね?

つまり、
300,000万円プラス110,600円で実質業社に支払うのは410,600円となるのです。

理由は、・・・わかりません。

選挙カーのレンタル料金の相場というのは実際にはあって無いようなものです。

需要がほとんど無い選挙カーをレンタルする会社側の言い値になるんですよね。

だからこそ、
選挙カーレンタル業社は選挙カーのレンタル代金をネットなどではっきりと表示せず、曖昧に表示するのです。

初めて選挙カーのレンタルを依頼した時、
「なんてあくどいんだ!」と思いましたが、まあサービスを提供している側が価格を決められるのが資本主義社会なのでここは仕方なく飲み込むしかありません。

これから選挙カーをレンタルしようと考えている人は、
見積書をよーく見て、公費負担分の金額なのかどうかを必ず確認しておきましょう。

タクシーやハイヤーを選挙カーとしてレンタルする場合

次にタクシーやハイヤーを選挙カーとしてレンタルする場合です。

この場合、
公費は451,500円が支給されます。

結構大きい金額ですよね。

タクシーやハイヤーを選挙カーとして利用する場合は、
選挙カーとしての運行するサービスを提供しているタクシー会社に依頼するのが一般的です。

「そんなにたくさん公費で負担してくれるなら、どんどんタクシー会社を利用すればいいんじゃない?」

と思いますよね?

でも、ここで問題があります。

実は、
この選挙カーとして運行するサービス自体を提供しているタクシー会社自体が少ないのです。

私自身も、
選挙カーを手配する時にいくつかタクシー会社をネットで検索したり、実際に地元のタクシー会社に問い合わせてみましたが、全滅でした。

ネットで見つかるタクシー会社は、
地方の小さなタクシー会社のみ。

とてもじゃないけど、
距離的に依頼できるような会社様ではありませんでした。

タクシー会社としても、
選挙というすこし特殊なイベントに対してサービス提供のノウハウがそこまで蓄積していない、といのが実情なのでしょう。

看板とか運転手の手配とか、
それと音響設備の設置とかなにかと煩わしいですからね、選挙カーって。

事業所として、
たった7日間で451,500円もの売上があるのは非常に美味しい案件だと思うのですが、基本的には4年に一度(参議院選挙でも3年に一度)なので、サービスを提供できる準備をするコストを考えてたら割にあわないのかもしれません。

もしも運良くタクシー会社に依頼することができたら、積極的に利用しましょう。

運転手さんはプロのドライバーで、
かつ選挙区の地形などを熟知しているので効率よく選挙カーを運用することができます。

また、
候補者自身がマイクを握って連呼行為をするならばウグイス嬢が不要となります。

実際にタクシー会社に依頼して選挙戦を戦った候補者を見た時、非常にラクで気楽そうでしたからね(笑)。

機会があれば、
ぜひ一度タクシー会社に問い合わせてみてはどうでしょうか?

選挙カーの公費負担に対して否定派も多い?

これまでに見てきたように、
選挙カーに対する公費負担額は決して少なくありません。

選挙カーはうるさい!と煩わしく思っている人にとっては、
なんであんなうるさい選挙カーに我々の税金を投入しなきゃならないんだ!?と思うでしょう。

選挙カーに公費負担制度が適用されることを知っている人は少ないです。

が、
この制度を知っている人で選挙カーに否定的なのであれば余計に選挙カーは要らない!ということになりますよね。

冒頭でも書きましたが、
優秀な人材がお金の有無によって立候補をためらうような状況は無くしていかなければなりません。

そうした人材が躊躇なく立候補できるようにするためにも、
こうした選挙カーへの公費負担制度は必要な制度なのでは無いかと思います。

まずは、
選挙カーへの公費負担制度がもっと一般に知れ渡り有権者の理解を得ることが先決ですね。

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